6月12日放送分のバイキング「ひるたつ」は、睡眠学の達人・遠藤拓郎先生による、「いびき解消法」のお話でした。

今回は、若い女性に急増していると言うイビキの悩みを解消する東急ハンズのいびき防止グッズをご紹介します。


  
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なぜ若くてやせ形の女性でもいびきをかくのか?

寝るときに「いびきをかく人」ってどんなイメージですか?

何となくですが、「太っている人」「中年以降の人」「男性」と漠然と思っていませんか?

実は最近、若くてやせ形の女性でもいびきに悩んでいる人が増えてきているといいます。

寝ている間のことなので、自分では気づかないことが多いものの、寝室をともにしている家族がその音で眠れなかったり、よそに泊まるときに迷惑をかける、指摘されて恥ずかしい思いするなど、人間関係を悪くさせる原因になることがしばしばありますが、それだけではなく、睡眠時無呼吸症候群との関連もしばしば言われるところです。

また、中年以降の高血圧、不整脈、ひいては脳梗塞や心筋梗塞にもつながるといいますから、放置するのは危ないようです。

いびきをかきやすい人の特徴とは

いびきの主な原因は、簡単に言うと上気道が狭くなることです。

そうなってしまう理由は疲労やアルコールの摂取などさまざまですが、顎が細目で「逆しゃくれ」、つまり上あごよりも下あごの方が奥に引きがちになっている人は、「舌」のキャパシティが足りなくなりがちなので、気道がふさがれがちになってしまうようです。

顔型(骨格)や「べろ」の大きさ・形をいきなり変えることは不可能ですが、とれる対策にはどんなものがあるのでしょうか。

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自宅で出来る簡単いびき解消法

いびきをかいているときは、口が半開きになっているものです。

唇が閉じた状態では、いわゆるいびきの音を発することができません。

ということは、唇を閉じてしまえばいいのです!?

てっとり早いところでは、バンソウコウを唇に対して縦方向に張ること。

空気は唇の端から入ってきますし、呼吸は鼻からの方が好ましいわけですから、窒息することはありません。

つまり、ポイントになるのは「鼻呼吸」です。

東急ハンズのいびき防止グッズ 売上トップ3

3位 ブレストレーナー(マウスピース状の補助具)

睡眠時に口を閉じ、正しい鼻呼吸を促す器具です。

第2位 ブリーズウェル(鼻孔を広げる補助具)

鼻腔を拡張して鼻呼吸を助けるノーズクリップです。

第1位 口閉じテープネルネル

口が開かないように縦に貼り、いびきや喉の渇きを解消します。

発想はバンソウコウと一緒ですが、コンシャスな専用品ですので、より安心して使えます。

並行して、起きているときでも、唇をきちんと閉じて鼻呼吸を心掛けるというのも、ちょっとした「口周りの筋トレ」になりそうですね。

これらの対策では追いつかない症状の場合は、いびき外来の受診をお勧めします。

近所に心当たりの病院がない場合は、まずは耳鼻科のお医者さんに相談してみましょう。

更にイビキについて知りたい方はこちらの記事も参考にして下さい。
⇒ あなたは大丈夫?いびきをかく人の特徴と予防改善方法

まとめ

今回「いびきをかく者は夜聡し」という言葉を初めて知りました。

いびきをかいて寝る人は、小さな物音・気配に敏感に反応するということだそうです。

つまり眠りが浅いという意味でしょうか。

なるほど、それだけでも体に負担がかかりそうです。自分のいびきに気づいたら、早目の対策と治療を!