ことし7月1日にめざましテレビ「MORE SEVEN」のコーナーでも紹介ずみのちぎりパン

初心者でも簡単にかわいらしく作れるということで、レシピ本や焼き型のついたムック本の刊行も花盛りです。

もうチャレンジした方もいるのではないでしょうか。

そしてそのちぎりパン、今や3D化という進化をとげ、またまた大人気だといいますが、そもそも立体であるパンが3D化って、一体どういうことでしょうか?


  
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「うみさん」の作品

ちぎりパンの達人「うみさん」(毛間内あゆみさん)は、ここ2カ月ほどで、3Dちぎりバンというものを作るようになったとのこと。

シフォンケーキやエンゼルケーキといった、あの独特な型を生かしてつくったり、上に積み上げたりして、まさにパンを「立ち上げて」しまいました。

パンにはバターなどの材料も使いますし、どうしても焼成すれば茶色になってしまうものですが、まず短時間軽く焼き、その後、アルミホイルで覆いをしてじっくり焼くことで、白っぽいパンや、もともとの生地色のパンを焼くことを実現しています。

うみさんは、この形と色を生かし、愛らしい動物やさまざまな人気キャラクターをつくっては写真をインスタグラムに精力的に上げていらっしゃるので、見ているだけでも楽しくなっちゃいますが、せっかくだからと作ってみたくもなりますよね。

うみさんのインスタグラム
https://instagram.com/umi0407/

6体のくまちゃんの3Dちぎりパンの作り方

3Dちぎりパン
出典:http://pecolly.jp

【材料】
強力粉110グラム
牛乳80CC
ドライイースト 小小さじ3分の2
砂糖 小さじ2 
塩 小小さじ2分の1 
バター 5グラム 
水あめ 3グラム

※小小さじとは…計量スプーンセットを買ったときについてくる、小さじ(5グラム)の半量のさじ。
「茶さじ」という場合もあります

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【作り方】
水あめを生地に練り込むことで、パン生地をしぼみにくくする効果があるといいます。

慣れていないと扱いがちょっとやっかいな材料ですが、頑張って生地に混ぜ込みましょう。

1、バター以外の材料を混ぜ合わせ、10分こねます

2、1にバターを混ぜ込み、さらに10分こねます

3、2を丸めて40分発酵させます

4、3を大き目の玉12個(頭と胴体)、小さめの玉24個(耳と足)に分け、シフォンケーキ型に6体のクマをつくるように並べ、20分そのまま放置(発酵)します

5、オーブンを180度に予熱した後、140度で6分焼き、アルミホイルをかぶせてさらに13分焼きます。

【仕上げ】
くまの顔は、ホワイトチョコチップ、水で溶いてペースト状にしたココア、チョコペンなどを使ってつくります。

パン生地にココアを入れると茶色、ムラサキイモパウダーを混ぜ込むと紫色、トマトペーストを練り入りてオレンジ色…など、カラフルなパン生地をつくることもできます。

紫にオレンジといえば、ハロウィンカラーでもありますよね。

ジャック・オー・ランタンやオバケなどをつくれば、ハロウィンパーティーの彩りにもなりますし、甘いペーストを入れて焼けば、パーティースイーツにもなりますし、ふだんのおやつとしても喜ばれそう。

まとめ

何かを見事にかたどった料理やお菓子を「食べるのがもったいない」と表現することってよくありますけど、なぜだかパンだけは、どんなにかわいくても結構ためらいなく食べられそうな気がします。

秋もだんだんと深まり、カボチャ(厳密には夏野菜ですが)、サツマイモ、クリ、リンゴ(コンポート)など、菓子パンのフィリングにぴったりの食材が充実してきますし、「かわいい&おいしい」ちぎりパンづくり、試してみませんか?