妊娠や体重の増加、作業中の負担、姿勢などなど、さまざまな原因で起こる「腰痛」。

悩みに思っていてもどうにもできず、痛みをだましだまし生活している方も多いのでは?

でも、実はテニスボールとPETボトルがあれば出来る、とっても簡単なケア方法があるんだそうですよ。

2015年6月26日放送のバイキング「ひるたつ」昼の達人は、長野オリンピックスピードスケート金メダリストで、現在は札幌と東京・銀座の治療院を経営しているという清水宏保さんです。

自ら現役時代から腰痛に悩まされた経験が、現在のお仕事につながっているといいますから、これは期待大です。


  
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清水さんのオフィシャルブログと書籍

オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/hiroyasu-shimizu/

腰痛は「炎症」

骨盤
出典:http://bikotu.info

清水さんによると、腰の痛みというのは腰部の筋肉の炎症によって起こるものなので、怪我や火傷と一緒で、幹部に触れるのはよろしくない――とのこと。

つまり、ついやってしまう「腰をたたく」「伸ばす」といった働きかけも、前かがみになるような動作ももってのほか。

腰痛をケアするには、腰部ではなく、その近くのお尻を部分に着目すべきとのことです。

ボールとペットボトルで寝ながらケア

腰痛をいたわりたいなら、腰ではなくお尻をほぐす……ということで、ごろ寝でテレビを見たり、本を読んだりしながらでも簡単にできる方法が紹介されました。

使うものは「テニスボール」と「ペットボトル」ですが、使う時の姿勢が違うだけで、使い方はいずれもそう変わりません。

まず、硬式テニスのボール。

テニスボール
出典:http://mama.shufunotomo.co.jp

これは体に当たったときの刺激が弱い方がよければ、軟式用のものでもいいようです。

横向きに寝てボールをお尻の下にはさみ、いわゆる「痛気持ちいい」と感じる箇所まで転がして刺激します。

2015-06-26_2148

このとき、下にくるほうのひざを軽く曲げているのがポイントです。

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ペットボトルは「仰向け膝曲げ」の姿勢で使います。

体に対して垂直になるようにお尻の下に入れて、同じように「痛気持ちいい」ポイントまで移動させます。

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尾てい骨の下にイメージで。

どちらも「ひざを軽く曲げて、リラックスして」というのがポイントとのことです。

まとめ

腰の痛みが気になり出すと、「今日はこれこれ(エクササイズ、仕事、遊び、なんでもいいなですが)を頑張るぞ!」と思っても、「でも、無理すると腰に来るし……」などとテンションやモチベーションが落ちてしまうことってありませんか?

私は週に1回くらいは意識的に5、6キロ歩いているのですが、「帰りにあそこのスーパーで夕飯の買い物したいけど、買いすぎると腰がなあ……」なんて考えてしまうと、楽しみのはずのロング散歩自体をためらってしまうことがあります。

せっかくの耳より情報ですから、今回の腰痛ケアの方法を参考に、お尻の筋肉をほぐしたり、いい感じでリラックスする方法を意識してみようと思いました。