東北南部も梅雨明け宣言し、北部も秒読みといったところでしょうか。
となると、(北海道はそもそも梅雨がないので)まごうかたなきMID SUMMERです。
7月26日放送の健康カプセル ゲンキの時間では、蚊に刺されやすい人の謎を解明していました。
蚊に刺されやすい方は夏の洋服選びにも参考になると思いますよ。
カユイ、フユカイ、蚊の謎
夏は嫌いだと言う人の中には、「蚊に刺される」というのを理由に挙げる方も少なくないでしょう。
殺虫剤にリキッドタイプの蚊取り器具だけでなく、昔ながらの蚊取り線香や蚊帳といった道具もまだまだ大活躍です。
蚊に刺されるとかゆい、腫れるといった問題だけでなく、昨年夏はヒトスジシマカがデング熱の媒介になるということで話題になりましたし、今年も引き続き注意が必要なようです。
蚊に刺されてしまうのは、二酸化炭素を排出し続ける人間という生き物として生まれてきた以上、ある程度諦めざるを得ませんが、蚊の発生を防ぐ&蚊をできるだけ引き寄せない「たたずまい」を作るのは、ある程度できるようです。
まず発生を防ぐには、蚊の幼虫であるボウフラがわかないように、「不潔な水たまり」をじゃんじゃんつぶしていくべきです。
植木鉢の受け皿、雨どいなど、意外と濁り水がたまる場所はありますから要注意。
蚊を引き寄せるのは、人間が発する二酸化炭素だというのはよく知られていると思いますが、ほかにも「におい」「色」など、蚊が好むものの逆張りで考えたり、蚊が嫌うものを取り入れたり、打てる手を打ってみましょう。
蚊は黒っぽい(濃い)色に集まる
蚊直射日光を嫌い、かつ色をモノクロでとらえる性質があるので、どうしても黒や紺などの濃い色に引き寄せられるようです。
ですから夏の間は、白を中心にした明るい色の服を着ると、黒っぽいものよりは蚊を引き寄せにくくなります。
蚊はあまり高いところを飛ばない
体が小さくか細い蚊は、風の抵抗などを避けるため、あまり高い位置を飛ばない性質があるようです。
そのせいか、気付けば蚊に刺されるのは下半身ばかり、なんてことが多いのではないでしょうか?
屋外活動の際、上半身だけでなく、下半身にも虫よけスプレーをすることをお忘れなく。
金鳥 プレシャワーアクティブプラス 虫よけスプレー
ミストタイプなので、従来のスプレーと違って喉への刺激もなく、おすすめです。
また、足のにおい成分「イソ吉草酸」というのも、蚊に好むところだとか。
清潔を心掛け、フットスプレーなども使ってみるといいでしょう。
ちなみに、蚊が嫌うにおいは、「柑橘系」や「ミント」とのことです。
体のデオドラントを考えるときにも参考になりそうですね。
お酒、汗
お酒を飲んで分解したり、汗をかいたり、要するにヒトの体が何らかの代謝活動をしているときは、二酸化炭素が大放出されています。
ここに蚊が寄ってこないわけはありません。
さらに、お風呂やシャワーで汗を流した後も要注意です。
ビール(炭酸&アルコール)を飲んで、寝汗の処理もそこそこにそのまま寝てしまったら、「どうぞお吸いください」と言っているようなもの。
自重しましょう。
まとめ
暑くても、虫が出ても、夏というのは夏というだけでウキウキさせてるくれる季節でもあります。
とれる対策をうまく取り入れて、健やかに楽しくお過ごしください。