ここ最近は様々なタイプのかき氷店がオープンしてかき氷ブームなんじゃないかと思います。

でも、夏には涼しいかき氷ですが食べると頭がキーンとなるって人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は7月26日放送の健康カプセル ゲンキの時間より、秋葉原駅クリニック院長の大和田先生に教えてもらったかき氷を食べても頭がキーンとならない方法をご紹介します。


  
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氷は食いたし、頭痛は恐ろし「アイスクリーム頭痛」

かき氷
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俗に、気温が25度を超えるとアイスクリーム、30度を超えるとかき氷の売れ行きがよくなるといわれています。

いうまでもなく、実際の温度はアイスクリームの方がずっと低いのですが、氷の方が何とも言えない清涼感がありますよね。

かっかと火照った体でシャクっと一さじ食べると、さっと体がクールダウンされる気がして、御機嫌でスプーンを口に運んだりしますが、その次の瞬間、頭というか眉間というか、何とも言えないピンポイントの部分に痛みが走ることがあります。

これは「アイスクリーム頭痛」という名のついた、れっきとした病気ですが、「喉が急激に冷やされたことで三叉神経と呼ばれる脳神経最大の部位が刺激され、脳の血管が拡張されて起こる」のだといいます。

そこで、喉を10度から12度の「ぬるすぎず、冷たすぎない」程度の水で一旦緩やかに冷やし、その後にかき氷を食べるという「二段階冷却」にすると、この頭痛も防げるとのこと。

急激に冷やさないために、ゆっくり食べるという方法もありますが、氷は所詮氷ですから、あまりにのんびりしていると解けてしまう心配もあります。

となると、水を飲むという防止法というのは、かなりの朗報ではないでしょうか。

番組内でも、「かき氷を食べるお店で水を出てくるケースは少ないけれど、この方法が浸透すれば出してもらえるのでは?」と期待する声が上がっていました。

ただし、アイスクリーム頭痛は一時的なものですが、食べた後もずっと痛みが残ったり、頭痛の強さが気になるという場合は、自覚のないまま「片頭痛」になっているおそれもあるので、気になる方は専門医での診察をお勧めします。

【参考】三叉神経の刺激で起こる頭痛

ポニーテール、サイドテール、シニヨンなどで「まとめ髪」にする女性も多いと思いますが、毎日ぐっと髪をひっぱって結び続けるのも、三叉神経が刺激され、頭痛の原因になることがあります。

心配な方は、時には緩く結んだり、結ぶのをやめて頭皮を休ませるなどしてみること。

思い切りは要りますが、夏の間だけでも、ばっさりカットしてしまうのもいいかもしれませんね。

また、ヘアピン、カチューシャやカチュームといった、頭にしっかりと密着するタイプのヘアアクセサリーや、頭を締め付けるような帽子も、同じ理屈でNGです。

まとめ

如何でしたか?

私も良くかき氷を食べると頭がキーンとなるのですが、こんな簡単な方法で改善されるとは知りませんでした。

今度、試してみようと思います。