世界一受けたい授業 めまい体質の見分け方と簡単改善トレーニング法とは?

8月23日放送の世界一受けたい授業の1時限目は、日本人の5人に1人が悩まされている病『めまい』でした。
なでしこジャパンの澤穂希選手も良性発作性頭位めまい症に悩まされ、選手生命の危機にさらされた病気。
その原因は血圧の異常やストレス、運動不足などさまざまで誰にでも起こりうる病気なのです。
今回は世界一受けたい授業で紹介された、めまいの見分け方と自宅で簡単にめまいを改善できる方法をご紹介します。
めまいの原因は?
三半規管などがある内耳の中にある耳石これはカルシウムの塊で片耳に2個ずつあり、体の前後左右を感じ取る器官なのですが、老化現象やちょっとした衝撃により、剥がれてしまうことがあるのです。
その破片が三半規管に入り込むと三半規管が誤作動を起こし、めまいを起こすという仕組みなのです。
これは、耳が原因のめまいの中で最も多く、澤選手も発症した「良性発作性頭位めまい症」という病気です。
めまいになりやすい人の睡眠時の特徴とは?
ちょっと意外かも知れませんが
寝相が良すぎる人
なんだそうです。
本来は寝返りをうつことによって、三半規管の中に入った耳石がリンパ液の中に溶けてしまうそうなんですが、寝相が良すぎると耳石が動かないので“めまい”を起こしやすいのです。
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めまい体質チェックができる簡単な方法とは
番組では週間的にめまいに襲われるメニエール病についても紹介されましたが、このようなめまいが起こりやすい体質かどうかを簡単にチェックできる方法があります。チェックする方法は簡単!
1)腕を前に伸ばす
2)目をつぶる
3)膝を水平になるまで上げる足踏みを50回繰り返す
最初に立っていた位置から50cm、角度で45度以上ズレていると“めまい体質”なんだそうです。
自宅でも簡単にチェックできるので、一度試してみる事をオススメします。
めまいを自宅で改善する方法
めまいは眼球の動きを鍛えることで、耳の原因のめまいもある程度コントロールできるようになります。トレーニング方法
1)左手で顎を固定します
2)人差し指を立てた右手を前に出します
3)指を左右に動かし、これを目で追います
4)リズミカルに約10往復
5)更に上下に10往復
これを1日3回トレーニングすると良いそうです。
但し、トレーニングでは改善できないめまいもあるので注意が必要です。
朝起きたら強いめまい、手足のしびれ、吐き気など伴うめまいなどは脳が原因で死に直結する危険な状態ですので、直ぐに病院へ行きましょう。
脳が原因のめまいの予防策
脳が原因のめまいの予防4原則と言うものがあるそうです。それは
1)寝る3時間前までに夕食
2)風呂は半身浴(熱風呂、長風呂はダメ)
3)寝る前にコップ1杯の水を飲む
4)ふくらはぎを揉む
ふくらはぎを揉んで血行を良くすると全身に血液が循環し、脳への過剰な血流を抑えて脳出血を予防する効果があるそうです。
如何でしたか?
自分は大丈夫と思っている人はちょっと危険かも知れませんよ。
実は私もそんなこと夢にも思っていませんでしたが、ある日、突然「良性発作性頭位めまい症」になった事があるんです。
私の場合、幸い薬を飲んで約1ヶ月ほどで治りましたが、ほんと何の前触れもなくやってくるので、自宅でめまい体質チェックをやってみて、要注意な人はめまいの予防策を実施してみてくださいね。