ドラッグストアに行きますか?行ったら主に何を買いますか?

日本語に訳せば「薬屋さん」ですが、従来のまちの薬局とは違い、薬品だけでなく、化粧品に生活雑貨、食料品まで何でもそろい、多くの人にとって、日常の中でも比較的訪問頻度の高いお店ではないでしょうか。

6月15日ヒルナンデス「プロフェッショナルに聞く!」では、業界最大手のマツモトキヨシと、中京・近畿地区ナンバーワンのスギ薬局のスタッフさんが、お買い得品や健康情報を教えてくれました。


  
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マツモトキヨシ

マツキヨ
出典:http://pharmacist-careerchange.com

http://www.matsukiyo.co.jp/map/

スギ薬局

スギ薬局
出典:http://db7.voiceblog.jp

http://www.sugi-net.jp/tenpo/

ドラッグストアに行く「理由」をつくる

マツモトキヨシは化粧品のラインナップを充実させることで、それまで体の調子の悪い人が訪れる店というイメージだった薬屋さんを「健康な女性でも気軽に入るお店」にし、スギ薬局は、地域密着型のサービスで着実に店舗と売り上げを伸ばしてきたそうです。

どちらのお店も、ライバル視している業態はスーパーマーケット。

毎日何らかの形で行くスーパーとは違い、ドラッグストアといえば、週に1回か2回覗くか覗かないか程度の人も多いのではないでしょうか(いや、それでも結構な頻度だと思いますが)。

そんなお店を、「スーパーに行く前にまずチェック」してもらうよう、どちらのお店も、飲料や冷凍食品などを安く売ってくれたり(スギ薬局)、店頭に特売品を陳列させたり(マツモトキヨシ。

ただし他の店舗でもここは力を入れているといいます)、頑張っています。

また、マツモトキヨシの場合、LINEで友達申請をすると、10%値引きのクーポンをチェックできるチャンスもありますので、よくお店に行く人は要チェックです。

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値段=効果効能の高さ(低さ)にあらず

日焼け止めの効果の高さは、SPFの数値の高さやPAの+の数でわかります。

600円程度の商品と2,000円以上する高級品が同じ効果であることからも、必ずしも値段が高ければ効果もあるというわけではないよう。

ただし、同じ効果でも価格の高いものには、肌の保湿成分が含まれるなど、工夫して作られていますから、高いだけのことはあるようです。

日焼け止めの効果が高いほど、肌への刺激も強くなりますから、効果を示す値が低めのものは、肌への当たりもやわらかということになりますよね。

短時間のお出かけや、外での軽い家事程度なら、SPF値が低目のものでも十分ですが、海やプールに行くときは高目のものというふうに、うまく使い分けるといいでしょう。

値段=効果ではないけれど、高いものには高い理由があるという点では、風邪薬などもそうですね。

俗に「風邪ウィルスをやっつける特効薬が作れたらノーベル賞がもらえる」と言われるほどで、まだ現代の科学では「風邪を治す」薬はつくられていません。

ドラッグストアにずらりと並ぶ「風邪薬」は、「風邪の諸症状を緩和する」ための薬です。

発熱、せき、頭痛など、「自分が特に悩まされている症状がバッケージに大きな字で書かれている」というのは、薬選びの目安になりそうです。

また、いわゆる総合感冒薬系で価格の高いものは、強い薬が配合されているので即効性があるとのこと。

風邪に一番効くのは寝薬だともいいます。

ゆっくり体を休められるときは、特にひどい症状に特化した薬を服用し、休んでいる暇がないときは、強い薬で一気に抑え込むといった感じで、こちらも使い分けが望ましいようです。

市販薬の“飲みあわせ”に注意

病院で薬を処方してもらう場合、薬剤師さんの説明を受け、指示通りに飲めば安心ですが、市販薬に関しては、知らず知らずにNGをやらかしている可能性があります。

例えば便秘薬

こちらは「牛乳やヨーグルト」で飲んだり、胃腸薬と一緒に飲んだりするのは厳禁です。

理由はどちらも同じで、腸に届く前に溶けて効果がなくなったり、吐き気などの副作用の心配があります。

ちなみに、胃腸薬の場合は、1時間から2時間ほど時間をずらして服用すれば大丈夫だそうです。

【参考】薬ののみあわせ・食品との組み合わせも

処方箋薬局の場合は薬剤師さんから直接の説明があり、市販薬でもパッケージに注意事項が書かれていたりする場合がありますが、ざっとしたところは覚えておくと便利です。

基本は水かお湯、せいぜいカフェインの含まれないお茶(麦茶、ほうじ茶)程度に留めておくのがいいでしょう。

飲み合わせの注意

まとめ

ダイエットをしている時は、ドラッグストアを覗く頻度が高くなる気がします。

低カロリーのおやつが充実しているので、「何かいいものないかな」と物色したり、効果のありそうな入浴剤を吟味したり、楽しみがいろいろありますよね。

もちろん、それ“だけ”で痩せると思っているわけではありませんが、自分の味方になる商品がそこにあるというのは嬉しく、モチベーションが上がるというものです。

ところで、スギ薬局では、薬剤師さんだけでなく、管理栄養士の資格を持つスタッフが栄養相談に乗ってくれたりもするとのこと。

これはダイエッターにもありがたいサービスではないでしょうか。

お近くのドラッグストアの特色を見極め、上手に買い物してみませんか。