便利で身近な日常の消耗品。食品から生活用品までさまざまですが、あまりにも身近過ぎて、深く考えずに「いつものように」「特に工夫もなく」使っていることがほとんどではないでしょうか。

でも、実はほんのひと手間やコツを知っているだけで、びっくりするほど満足度の高い使い方ができるものがたくさんあるのだとか。

3月13日放送の「この差って何ですか」より、森永製菓のホットーキミックスを、パッケージ写真のようにふわっと分厚く焼くための、「たったひとつの」ならぬ「みっつくらいの冴えたやりかた」をご紹介します。

この方法で焼くと通常の焼き方で1.2cmの厚さのパンケーキが2.3cmの分厚い厚さになるから驚きです!


  
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1、材料の混ぜ方とマヨネーズがポイント

ホットケーキ(またはパンケーキ)は、粉(薄力粉、ベーキングパウダー)、卵、牛乳などがあればつくれます。

お好みでバニラエッセンスなどの香料を使ったり、生地そのものに味をつける、ココアパウダーや抹茶、生のバナナを入れる場合もあるでしょうか。

特に食品アレルギーがない場合、便利なのが「ミックス」です。

ホットケーキ

薄力粉をベースに、初めからベーキングパウダーや調味料が入っていますから、生地をなめらかにし、ふっくらさせるために牛乳や卵などの副材料を加えるだけで簡単につくれますし、粉をふるう必要もなく、大変手軽です。

スポンジケーキやパウンドケーキをつくるときに使う方も多いですよね。

混ぜ合わせるときは、「ダマができないようにしっかりと」が常識のように言われてきましたが、実はあまりきっちりと混ぜるより、ざっくり混ぜたほうが効果的なんだそうです。

まず、割った卵と牛乳を混ぜ合わせてから、液状になったところにミックスを入れて、15分から20分、ホイッパーでざっくりと合わせます。

さらに、そこに大さじ1杯分のマヨネーズを入れて混ぜ合わせるのがポイント

マヨネーズの中の酢がベーキングパウダー(要するに重層、ソーダです)と結合することで、ふっくらさせる効果があるのだとか。

大さじ1杯程度なら、味にも影響はないのでご安心を。

2 生地の焼き方

できれば温度調節がしやすいホットプレートで焼きたいところですが、持っていない、あるいはそんなの枚数を焼かないのでセッティングが面倒くさいという場合は、パッケージに書いてあるとおり、熱したフライパンを濡れ布巾で冷まします。

生地は低い位置からお玉などでそっと流し込んでいる方も多いかもしれませんが、むしろ少し高い位置、30センチほど上から落とすイメージでホットプレートやフライパンに入れるほうが、美しい円形をつくるには効果があります。

あとは火加減(温度)に気を付けて、焦がさないようにまず片面を、表面にふつふつという泡状のものが出るまで焼きます。

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3 生地の裏返し方

もう片面を焼くためにひっくり返しますが(フライパンを煽ってぽん、とできたら、かなりかっこいいのですが、やはりそうそううまくはいかないので…)、これも崩れないように、ターナーでそっとやってしまう方が多いのではないでしょうか? 

でも、実は逆効果です。

むしろ高い位置から叩きつけるようにひっくり返すのがポイント。

これで生地の厚みにムラが出にくくなります。

といっても、慣れていないとイメージどおりにはいかないかもしれませんが、少なくとも、「今までのやり方でうまくいっていなかった方」には、試してみる価値はあるのではないでしょうか。

【参考】話題のフライパン「レジェンド松下 スーパーストーンバリアフライパン」

まとめ

ふっくらおいしくホットケーキが焼ければ、充実したおやつタイムが楽しめますから、おひとりでも、家族と一緒でもぜひ覚えておきたいコツがいっぱいですね。

でも、身もふたもない言い方をすると、究極のコツは「何度も焼いて慣れること」です。まずは物おじせず、ためしてみませんか?

ふっくら分厚いホットケーキを焼きたい!(NAVER まとめ)

ほかにもヨーグルトやアイスクリームを使う、卵を白身と黄身で別立てにしてメレンゲをつくる、豆腐を使うなど、さまざまな方法があるようです。

冷蔵庫の中身やライフスタイル、お好みに合わせ、あれこれお試しあれ。