バイキング ふくらはぎマッサージで体調が改善する3つの揉み方とは?

6月1日放送のバイキング「ひるたつ」は、“ふくらはぎマッサージの達人”、鍼灸師の槙孝子さんです。
100万部のベストセラーとなった『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』の著者に、1日5分でできるふくらはぎマッサージのやり方を教えていただきました。
槙孝子さんの本・DVD・鍼灸院
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身心健康堂
〒113-0034 文京区湯島1-2-12 ライオンズプラザお茶の水1306
TEL 03-5289-7780
FAX 03-5289-7781
http://www.shinshin.info/ochanomizu/incho.htm
文京区湯島1-2-12
ふくらはぎは「第二の心臓」
槙さんによると、下半身には血液の70%がおりているといいます。ふくらはぎは、血液の循環をよくするためのポンプの働きがあるので、上半身(心臓)に押し戻すイメージでマッサージをすると、体調を整えたり、ダイエットを成功させたりと、嬉しい効果がたくさんあるんだそうですよ。
マッサージの前に水分を飲むことで、デトックス効果を高めますので、摂取をお忘れなく。
(1)血行改善のためのマッサージ
ふくらはぎを3カ所に分けてマッサージします。どの部位も、血液を心臓方向に押し戻すイメージで、下から上に向かって行ってください。
【内側】

まず、内側の部分は、あぐらをかいた姿勢で、内くるぶしからひざ下へ向かって3センチから4センチの間隔をあけながら指圧します。
このとき、手に力を入れてもむというよりは、息を吐きながら前傾になり、体重をかけるイメージでやってみましょう。
これを2回で1セットです。「痛いけど気持ちいい」くらいの強さを心がけましょう。
【中央】

あぐらをかいた状態で、アキレス腱からひざ下に向かってぐっぐっと。
2回1セットです。
【外側】

横座りをし、骨の際に沿って下から上に、2回1セットでマッサージします。
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(2)ヒザ裏マッサージ
むくみ取りやダイエットに効果があります。
片膝を立て、膝裏の少しコリっとした触感のある部分を、指の腹で優しく転がすように10回ほどマッサージします。
ここにはリンパ節があるので、リンパの流れをよくして脚がすっきりします。
左右両脚に対して同じことをします。
(3)アキレス腱マッサージで冷え症予防
膝裏マッサージと同様、片膝を立ててアキレス腱からふくらはぎの下3分の1ぐらいの部分を、手前につまんで引っ張るようにもみます。
マッサージは笑顔で(少々痛くても笑顔が出る程度の刺激で)ゆったりとした気持ちで、楽な服装でやりましょう。
テレビを見たり、音楽を聞いたりしながらもでもできますし、ちょっと気づいたとき、例えばPC作業の合間にでもできちゃいますし、時間も5分程度で大丈夫だそうです。
【時短マッサージ】
5分もマッサージをする時間がないという方は、ふくらはぎを包むように撫でさするだけでも一定の効果が期待できるそうです。最初は1分程度でもOK。
「ふくらはぎに何らかの働きかけをする」ということに慣れてくると、だんだん時間も長くなってきますし、指圧も自然に出てくる、かも。
まとめ
ずっと足を下ろしてデスク作業をしていると、気づいたときにはふくらはぎがパツパツに張っていることがよくありますので、殊に(2)の膝裏マッサージは「効き」ました。マッサージをしっかり施すと、ふくらはぎはもちろん、体全体が少しぽっぽっと温かくなり、血行がよくなっているのを感じます。
そういえば、最近は夏でも湯たんぽを使うのが美容と健康にいいとされ、実践している人もたくさんいるようですね。
1日頑張った脚(ふくらはぎ)に湯たんぽをそっと当てたら、いい感じにほぐれてくれそうです。
オフィスでエアコン疲れしている方は特に、むしろ「夏こそふくらはぎマッサージ&湯たんぽ」が良いかも知れません。