今や美容と健康のマストアイテムといっても過言ではない「ココナッツオイル」。
ダイエットに美肌から痴呆予防まで、既によく知られている多くの効果が期待でき、その人気はとどまるところを知らない勢いです。
街ゆく人々の声やお店のユニークメニュー、モデルの森泉さんによる「ちょい足しレシピ」まで、改めて人気の秘密を検証してみましょう。
ココナッツオイルの効果
管理栄養士・柴田真希先生によると……
「一般的な食用油に比較して、エネルギーに変わりやすくて、脂肪がたまりにくいだけでなく、脂肪を燃焼してくれる効果も期待できるので、ダイエットに効果があります」
さらに最近の研究では、「アルツハイマー病の予防効果もあることがわかった」とのことですから、まさにスーパーフード、魔法のオイルと呼ぶにふさわしいものです。
柴田さんのブログ
http://ameblo.jp/makitchen/
ココナッツオイルの使い方あれこれ
ココナッツオイルとは、ココナッツの胚乳から抽出した脂のことです。
熱量自体は一般のサラダ油などどほぼ同じですが、体にたまりにくいので肥満につながりません。
使用の際は、精製されていない“ヴァージンココナッツオイル”を選びましょう。
値段はどうしても張りますが、効果が全く違います。
街ゆく女性に尋ねると、コーヒーに入れて飲んだり、調理用の炒め油として使ったり、パンにスプレッドとして塗ったりするほか、口をゆすぐ(抗菌)、マッサージ・髪のトリートメント(保湿)などなど。
ガラスのボトルに入った商品をよく見かけますが、携帯できて使いやすいスティックタイプも人気です。
エキストラバージンココナッツオイル
スティックタイプ(1包10グラム入り)
noodle kichen ミライゑ(ミライエ)
noodle kichen ミライゑ(ミライエ)では、ことし2月28日から「ココナッツ MISOラーメン(1,000円)」が登場。
エスニック調でおいしそうです。
〒115-0042 東京都北区志茂2-59-20 USビル 1F
03-5939-7380
http://www.miraie-tokyo.com/
スリランカ料理店「ラッシーズバー」
新橋のスリランカ料理店「ラッシーズバー」では、+100円するだけで、調理に使う油をココナッツオイルに替えてくれる嬉しいサービスがあるとのこと。
Rassi’s Bar
東京都港区新橋4-10-8
050-5868-4579 (予約専用番号)
03-3437-5525 (お問い合わせ専用番号)
ちょい足しレシピベスト3
森泉さんの御紹介による、簡単においしくココナッツオイルを摂れるレシピベスト3です。
1位 ココナッツトースト
厚切りの食パンにココナッツオイルを塗り、ココナッツシュガー、はちみつ、シナモンをかけて3分ほどトーストするだけででき上がり。
朝食にもおやつにもよさそうです。
<材料>
食パン 厚切り1枚
ココナッツオイル 小さじ1
ココナッツシュガー 小さじ1/2
はちみつ 小さじ1
シナモン 小さじ1/2
<作り方>
1.食パンにココナッツオイルを塗り、ココナッツシュガーをかける
2.はちみつをかける
3.シナモンをかけて3分ほどトーストするだけででき上がり。
2位 ココナッツ味噌汁
ごく普通に味噌汁にココナッツオイルを入れるだけ。
スタジオでも大好評でした。
具材によって合う・合わないがあるかなど、毎朝の習慣にして試してみるのもいいかも。
<材料>
絹ごし豆腐 1/4
油揚げ お好み
だし汁 200ml
赤みそ 大さじ1
きざみネギ お好み
ココナッツオイルスティック 1袋
<作り方>
1.お味噌汁にきざみネギをお好みで入れる
2. ココナッツオイルスティックを1袋入れる
3位 ココナッツ納豆
一部では「納豆が上品になり過ぎている」の声もありましたが、独特のにおいが和らぐ効果もあるようです。
<材料>
納豆 1パック
万能ねぎ お好み
カラシ お好み
しょうゆ お好み
ココナッツオイル 小さじ1
<作り方>
1.納豆にココナッツオイルを入れて10秒かき混ぜる
2.お好みでカラシ、しょうゆ、ネギを入れる
西内まりやさんのレシピ「ココナッツバナナ」
つぶしたバナナにココナッツオイルを混ぜ込み、電子レンジで10秒から15秒(ワット数によって調整してください)加熱したものをクラッカーに乗せて食べます。
おやつやパーティーメニューに。
<材料>
バナナ 1/2
クラッカー 1枚
ココナッツオイル 小さじ1/2
<作り方>
1.バナナをつぶしてココナッツオイルと混ぜ合わせる
2.電子レンジで10秒温める(500Wの場合15秒)
3.温めたバナナをクラッカーの上にのせる
まとめ
頭を柔軟にすることでより楽しめるのが、この「ココナッツオイル」のようです。
どうしてもお値段はそれなりなので、普段使いのサラダ油と同じペースで使うのは難しいところですが、「暮らしの妙薬」として、うまく取り入れていきたいものです。