2015年3月18日放送のめざましテレビヘルシーTIME」は4回にわたってモデルのミランダ・カーの美と健康の秘密に迫る3回目。

昨日のミランダ流キヌアプレートに続いて、今回は美肌の秘訣「ローズヒップオイル」について御紹介します。

ローズヒップとは

インタビューで「毎日ローズヒップオイルを顔と体に塗っています」と答えたミランダ。

ローズヒップというと、酸味のある赤いハーブティー「ローズヒップティー」は、ファミリーレストランのドリンクバーにもあるほどおなじみですが、ローズヒップオイル(精油)についてはよく知らないという方も多いのではないでしょうか。

そもそもローズヒップとは、イヌバラなどのノバラの果実のことで、「ヒップ」だけでバラの果実の意味も持っているそうです。

この果実の種子からとったオイルがローズヒップオイルということ。

2、3年前からじわじわと浸透し始め、渋谷ロフトでは、週に10本程度の売り上げがあるといいます。

これからまたミランダ効果で注目する方も増えることでしょう。

ローズヒップオイルの効果は?

テティス横濱美容皮膚科院長の濱野英明さんによると、

「オイルに含まれる必須脂肪酸(オメガ脂肪酸)は、全身の細胞を構成する物質なので、細胞を上手にしてくれる」

とのこと。

肌のいわゆるターンオーバーを素早くスムーズにしてくれて、肌のくすみが改善され、美白効果があるのだとか。

また、保湿効果も大変高いので、肌の潤いや張りにも効くのだそうです。

スキンケア大学の濱野さんのページ
スキンケアに役立つコラムが読めます。

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ローズヒップオイルの使い方

顔に美容液としてつける場合のやり方ですが、まず、手に2、3滴落とし、それをすっと伸ばしてなじませればOK。

とってもカンタンです。

ただ、もともと肌質やオイルの品質などにより、どうしても合う・合わないが出てしまうものなので、目立たない場所で簡単なパッチテストをして、問題がなかったら使うというようにしましょう。

また、酸化しやすい性質があるため、つけた後すぐ日の光に当たるのは好ましくありませんから、夜寝る前につけるのがいいそうです。

参考までに、ミランダの場合は妊娠中にお腹をマッサージしていたら、妊娠中も産後も妊娠線が出なかったということです。

妊娠線を予防するためのクリームやローションも市販はされていますが、日常的に使い慣れたもので予防するのがミランダ流なのでしょう。

ただ、どちらもジャブジャブと使うにはちょっとお高いものなので、妊娠中の女性には、「過剰に体重が増えないようにすること!」を併せておすすめします。

まとめ

ひと口にローズヒップオイルといっても、精製の有無や天然・栽培の別などで、商品の質も大分変わるようなので、購入の場合はしっかり吟味しましょう。

JAS(日本農林規格)の有機認定証明などが信頼できる品質の目安になるようです。