このところ、「つくりおき」がブームになっているのをご存じですか? 

家事だけでなく、仕事にアクティビティにと忙しい女性たちの強い味方なんです。

昔の作り置きというと、日持ちがするように味付けが濃かったり、調理や食材が決まり切っていたりというイメージも若干ありましたが、最近人気のレシピ本やサイトを覗いてみると、びっくりするほどバラエティに富んでいて、ぜひ試してみたくなるものが満載です。

4月27日ヒルナンデス「詳しく知りたいンデス」では、300種類のつくりおきレシピを考案したというkaoringo(かおりんご)さんおすすめの、旬の食材を使った作り置きお菜とアレンジレシピが紹介されました。


  
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時間もお金も節約できる

作りおきレシピ
出典:http://ecx.images-amazon.com

つくりおきの魅力は、「ご飯を炊けばすぐ食事ができる」ということ。

忙しい朝ごはんはもちろん、どんな時間でも理想的な状況ですし、お酒のつまみやお弁当づくりにもぴったりです。

調理するのは時間があるときや気分のノッているときなので、いざ忙しいときに食事のメニューがお粗末にならずに済むのは、いかにもやりくり上手って感じで憧れますよね。

また、ある程度まとまった量をつくっておくので、ちょこちょこと食材を買ってきたり、水や熱(ガス・電気)を頻繁に使うこともなく、お金の面での節約が利くのもメリットではないでしょうか。

何からつくったらいいかわからないという方のためには、お料理サイトや本も多くありますので、まずはそれらを参考にしてみましょう。

アクセス殺到の人気サイト「つくおき」
http://cookien.com/

kaoringoさんのおすすめ「サイコロポテト」の作り方

インスタグラムのフォロワーが現在6万7,000人以上と大人気のkaoringoこと井上佳央理さんのおすすめつくりおきメニューは、新じゃがとコーンを使ったサイコロポテトです。

皮にえぐみの少ない新じゃがのよさを活かし、皮つきのまま使うのがポイント。

このあたりの無駄のなさも心憎い感じです。

インスタグラム

ブログ

お弁当と常備菜のコシラエ帖:腹ごしらえと下ごしらえ日記〔kaoringo 井上佳央理〕

サイコロポテト(基本)

サイコロポテト

【材料】
新じゃが中 3個(300グラム)  
コーン80~100グラム 
オリーブ油 大さじ1  
コンソメ 小さじ1
塩 小さじ1
粗びき胡椒 適宜

【作り方】
つくり方はいたってシンプルで、皮つきのままサイコロ状にカットし、水を切った缶入りコーンと一緒にオリーブ油でジャガイモに火が通るまで炒め、味付けと風味づけをするだけなんだとか。

加熱で使うオリーブ油なので、エクストラバージンではなく、ピュアオイルを使ったほうがいいでしょう。

冷蔵庫で4~5日持つそうです(ジャガイモなので冷凍はお勧めできないと思います)。

これ単品で十分おいしそうですが、ここからさらに3種のアレンジメニューが紹介されました。

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その1「かき揚げ」

かき揚げ

サイコロポテト(50~60グラム)と細かく切った大葉(5枚)と水(大さじ1)で溶いた小麦粉(大さじ1)を混ぜ合わせます。

これに、乾燥はるさめ15グラムを2センチほどに切ったものを一緒に混ぜて、180度で2度ほど揚げたら完成です。

乾燥はるさめを入れることによって、時間が経ってもサクサク感が持続します。

お弁当にぴったりですが、ごく普通の夕飯などで食卓に上げても、何とも気の利いた一品になりそうですね。

その2「シュウマイ」

シュウマイ

既に火の通った食材を使っているので、3分ほど蒸しただけでよい食感になります。

電子レンジで使えるスチーマーを使っても便利そうですね。

サイコロポテト50グラムに塩、マヨネーズ大さじ1 粉チーズ大さじ1を、裏ごししたはんぺんと合わせて混ぜ、焼売の皮(市販の正方形のもの)6~8枚でくるんで蒸したらでき上がりです。

その3 「屋台のたこ焼き風ポテト」

屋台のたこ焼き風ポテト

ここでちょい足し調味料が登場しますが、なんと「粉末の焼きそばソース」。

確かにこれ、意外と余るんですよね。

蒸し麺3つに対して2つしか使わないことはよくありますし、塩焼きそば風のものが食べたいのに、うっかりソースつきを買ってきちゃうこともありますし。

ほかに使う食材は、卵2個、スライスチーズ、万能ネギなど。

【作り方】
1、サイコロポテト50ないし60グラムに粉末ソースを絡めます。

2、卵2個を溶いて薄焼き卵をつくり、刻んだ万能ねぎを散らします。

3、2を4等分してラップに載せ、1で調味したポテトとチーズ(お好みで)を玉子に載せて、ラップできゅっと絞るように成形します。

4、3を電子レンジで30~60秒程度加熱したら完成。あれば青のりなども振ってみましょう。

ここには含まれませんでしたが、紅ショウガもいいアクセントになって合いそうです。

見た目がかわいくお弁当にもぴったりですが、パーティー料理にもなるかもしれません。

まとめ

簡単でおいしそう、しゃっちょこばらない感じで取り組みやすそう、行楽弁当や毎日のお弁当に活かしたい…そんな気持ちになるすぐれものレシピだと思いました。

また、補助食材や調味料は(一部を除いて)あえて買ってこなくても、家にあるものでどうにかなりそうというのも嬉しいところです。