7月5日放送の健康カプセル・ゲンキの時間より~偉人に学ぶ健康法~温故知新のアンチエイジングの話題をお届けします!

今でこそ「人生80年」の我が日本ですが、栄養も医療も十分でなかった大昔は、平均寿命が30年、50年などという時代もありました。

そんな時代でも、政治に戦にと精力的に動き、健康的に長寿を全うした戦国武将たちがいました。

彼らの心身の健康を守っていたのは、どんな健康法なのでしょうか。


  
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徳川家康の健康法は錆びない体をつくる「みちくさ」

野草
出典:http://www.plantsindex.com

名脇役としてだけでなく、最近では野草マニアとして、「道草食って60年」でもおなじみの俳優・岡本信人さん。

さまざまな食べられる野草を生で、おひたしで、天ぷらにして召し上がっている姿は、しばしばテレビなどで見られますし、関連著作もお持ちです。

熊本大学薬学部の渡辺高志先生によると、野草は一般の野菜と比べ、抗酸化作用を持つビタミン・ミネラルがたっぷり含まれているといいます。

その辺の河原などでよく見られる植物なら、例えばシロツメグサなら、葉はかき揚げ、花は茹でて酢の物がイケるのだそうです。

タンポポの葉は、ちょっとルッコラのような風味で、サラダにおすすめ。

お酒好きの人などにはおなじみかもしれない「ノビル」の根は、もちろん味噌をつけてパクッと。

普段は意識しないような野草の中でも、食べられるもの、食べてみるとイケるものはたくさんありますが、これは絶対に食べられるという確証が持てないものは、絶対に口に入れないようにしましょう。

似たような形状でも毒性がある、なんてことが往々にしてありますし、食べつけないせいで体の調子を崩すという可能性もありますから、図鑑や専門の本を参考にしたり、詳しい人と一緒に草を摘んだりして、調理もしっかりしましょう。

「いくら体によくても、野草はちょっと……」という方でも、トマトはオリーブオイルで焼いて、リコピンの吸収率も風味もアップしたところを食べる、ホウレンソウは蒸してあく抜きすることで、茹で処理よりもビタミンCの減損を防げる、βカロテンたっぷりの枝豆の皮は、筋と薄皮を摂って小麦粉をまぶし、チップ風にフライするとおいしくて栄養満点など、通常の食材でも、工夫次第で抗酸化作用物質がたっぷり摂れます。

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上杉謙信のストレスに打ち勝つ脳の活性術

圧倒的な勝率を誇り、戦国時代きっての名将といわれる名将上杉謙信は、曹洞宗、つまり禅宗の寺院での修行をしていました。

禅宗といえば坐禅。

近年は「心のダイエット」とも言われ、一般の人にも人気があるようです。

交感神経を活性化させ、自律神経のバランスを保ち、集中力アップ。

さらにうつ病の再発リスクも低下するなどの効果が期待できるとか。

さまざまな効果の原因ともなり得るストレスに打ち勝つにはうってつけの方法です。

座禅のやり方

坐禅といっても、禅寺でなければできないわけではありません。

例えば勉強や事務作業の合間の休憩時間、いすに腰掛けたままできます。

まず、姿勢をぴんと整えましょう。

視線は斜め下45度におろし、伏し目がちになるイメージです。

そしてポイントは、何といっても腹式呼吸。

鼻から5秒吸ってお腹を膨らませ、1秒止めた後り10秒かけてゆっくりと口から吐きだきます。

このとき、お腹がぺしゃんこにしぼむイメージです。

これを1日5分ほどやると効果があるのだとか。

雑念なく瞑想するのは難しいことですが、海でさざなみに耳を傾け、波の音で頭をいっぱいにするようなイメージで坐禅を行うのは大変効果的なようですが、そうそう簡単に海に出かけられる環境の方ばかりではありませんから、そんな人にオススメなのはこちらのCDです。

CD 3Dリアル自然音「波の音」

また、学習などに集中したい方は、「60分勉強して5~10分休憩」というような方法をとっている方も多いでしょうが、できるだけ休憩を入れる間隔は短くするのが吉です。

集中できて「乗っている」場合は問題ありませんが、どうしても集中力が持たないような場合は、「30分/10分」の繰り返し程度にしましょう。

学習や作業の時間を長いと感じてしまうと、ソレを辛い、苦行だと感じてしまう可能性もあるので、「適度に」自分を甘やかしつつやった方が集中できるようです。

まとめ

「ゲンキの時間」では、この企画を2週連続で放送するようなので、来週も引き続き偉人たちの健康と長寿の秘訣が紹介されます。

そのまま真似するのは無理(を通り越して、無謀なものもあるかも)でも、現代風にアレンジするならこんな感じ?などと考えながらアイデアを練るのは楽しそうです。