夜眠れない時の原因と寝る前寝た後にできる対処方法とは?

夜、眠れないのはホント、辛いです。
無理に目をつぶり、寝ようとしても脳が覚醒しているから、意識が無くならない、なかなか時間が過ぎてくれない、このままだと明日の仕事に悪影響が・・・そんなことをぐるぐる考え出すと、益々眠れなくなります。
眠れないと一口に言っても、色んなタイプの「眠れない;不眠」があります。
興奮して眠れない場合
嬉しいことがあり、その興奮のため眠れない場合は眠れないと言いつつ、いつしか眠ってしまうもので問題はありません。問題なのは、人前で恥をかいた、仕事上の失敗などで気が苛立って眠れない場合です。
こういう睡眠不足はうつ病につながりやすいので要注意です。
(まずは自分流でやってみましょう)
このような精神状態の時は特に足元が冷たくなっています。
お風呂でしっかりと足元を温め、冷えないうちに布団にもぐりこみましょう。
末端から中央の脳へと暖気を送り込みます。
無理に眠ろうとせず、どこにも視線を合わせず、ぼんやりとしていましょう。
興奮状態のピークはそんなに長く続きません。
必ず下降線を辿ります。
普通ならば、数時間後にはあんなに辛く興奮状態だった精神が平静化して日常と変わらなくなります。
この戻りが感じられなくなった経験が何度も続くと、うつ病の兆しを考慮しなくてはいけません。
(自分流で改善されなければ……)
うつ病は病気です。
早めに医療機関を受診しましょう。
医師はうつ病と判断すると、抗うつ剤とともにあなたの不眠状態に合った睡眠導入剤(短時間タイプ、長時間タイプなど)を処方します。
近年の睡眠導入剤は安全性が高くなり、長期に飲んでも大丈夫と言われています。
飲み始めたら、自分で勝手に飲むのを止めず、医師の判断に任せましょう。
又、よくなると、睡眠導入剤を減量していきますが、この減らしていく加減もも医師がリバウンドしない工夫をしながら、決めます。
自分で対処できないと判断したら、逸早く受診してください。
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生活習慣の乱れから眠れない
人間の体は朝起きて、夜は寝るという風に太古の時代からできています。太古の時代は外界が自然と暗くなり、眠りにつき、外界の明かりと共に目覚めるという生活でした。
しかし、現代は電気やエネルギーの発達で、夜も日中と同じように生活ができるようになりました。
便利になった一方、夜も覚醒していることで睡眠障害を訴える人が増えてきました。
夜勤のように必然的ではなく、深酒、ゲーム、パソコン等のし過ぎで睡眠のリズムが狂って不眠を訴える人が増えています。
不眠は日中の仕事の能力を低下させます。
又、生活習慣の乱れからくる不眠は、自律神経失調症、高血圧など二次的疾患に罹り易くさせてしまうことを自覚しましょう。
寝る前にできる方法
(暖かい飲み物)

安眠を誘う飲み物として、ホットミルクはよく知られています。
又、カフェインの入っていない暖かいほうじ茶もお勧めです。
香り高いほうじ茶はセラピー効果があります。
(リラックス体操)
寝る直後より、寝る一時間前ぐらいがいいです。
ゆっくりと血行が促進していき、体の緊張のほぐれ、暖かさが、眠気を誘います。
軽めの読書もお勧めです。

適度な目の疲れも又、寝入りやすくさせます。
寝た後にできる方法
ずっと寝続けるためには寝室の環境が大事です。真っ暗でなければ眠れない人、逆の人、音に敏感、そうでない人、人それぞれ、眠れる環境は違います。
自分が眠れる環境をよく知り、その環境づくりに家族にも協力してもらいましょう。