2015年5月8日放送のめざましテレビ「MORE SEVEN」は健康食品としても人気のグラノーラの話題でした。

 新商品が続々発売され、朝食やおやつとして大人気の「グラノーラ」。

昨年、日清シスコから発売された「ごろっとグラノーラ」の大容量パックが大人気を博し、あまりの売り上げのために一時的に出荷停止になったのも記憶に新しいところです。

 ある調査では、グラノーラを食べるシーンは「朝食」「おやつ」が多いようです。

牛乳をかけたり、ヨーグルトをかけ(入れ)たり、アイススクリームやサラダのトッピングにしたりと、限るに多様な食べ方が楽しめるところが人気のようです。

特にドライベジタブルやドライフルーツがミックスされたものの人気が高いとか。


  
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そもそもグラノーラとは

フルーツグラノーラ
出典:http://www.kelloggs.jp

「グラノーラ」はもともとは1963年、ジェームス・ケイレブ・ジャクソンという人物が、グラニューラ(Granula)という名前で、グラハム粉を用いた病院食として開発されたものが起源ですが、そこから遅れて1880年、シリアル製品で今でもおなじみのケロッグ社初代社長の実兄に当たるジョン・ハーヴェイ・ケロッグ博士が、さらに食べやすく改良したものを「グラニューラ」として売ろうとしたところ、ジャクソン側からクレームがついたため、「グラノーラ」という名称に変更されたのだとか。

美容と健康に グラノーラ

主原料になっているオーツ麦は、食物繊維やミネラルがたっぷりということで、アメリカでは古くから健康食品として親しまれています。

ただ、何分食物繊維が豊富なので、例えば食べるのが便通をよくする目的ならば、むしろ過剰摂取は禁物

1日に摂る量は50から60グラム程度が理想とされています。

それも、できれば牛乳よりも豆乳に浸すのがおすすめということです。

飲むグラノーラ
出典:http://www.melodian.co.jp

手軽に食物繊維をとりたいなら飲むグラノーラがおすすめです。

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スープで食べるグラノーラ

コーンスープグラノーラ
出典:http://www.nagatanien.co.jp

どちらの商品も、お湯はもちろん冷たい牛乳でもおいしくできるのがポイントです。

小腹いやしやパンやおにぎと合わせる汁物として、ランチなどにおすすめ。

グラノーラを使ったアレンジレシピ

マッシュポテトを砂糖で味付けし、コロッケの要領で揚げる「おやつコロッケ」。

揚げ衣にパン粉ではなくグラノーラを使うのがポイントです。

中身はさつまいもやカボチャでもおいしそうですし、砂糖の添加が不要になっていいかもしれません。

チーズと一緒にグラノーラをご飯に混ぜて握る「グラノーラおにぎり」も、ひと口サイズに握って口に放り込み、香ばしさをかみしめてみたい一品です。

まとめ

「グラノーラ」の名称の大もとがあのケロッグだと知り、思い出した映画があるので紹介します。

もう20年以上も前の作品で、日本公開時もあまり話題にはならなかった記憶がありますが、今でもDVDで鑑賞できます。

『ケロッグ博士』(1994年アメリカ)
 『羊たちの沈黙』のレクター博士役で知られる“名怪優”アンソニー・ホプキンス主演作品。ほかのキャストもブリジット・フォンダ、マシュー・ブロデリック、ジョン・キューザックとそうそうたるものです。

 あるサナトリウムに集う、宗教のような健康至上主義に翻弄される人々を描く、ユーモアとペーソスにあふれた作品でした。